税理士選びで失敗しないためのポイント

       
公開日:2023/04/15  

事業をおこなう上で気になるものといえば、税金。税金対策はもちろん、経理担当が少人数の場合、日々の業務のなかで相談したくなることが多々あるでしょう。そんなときに頼れるのが税理士です。では税理士はどのように選んだらよいでしょうか。今回は税理士事務所の選び方やその準備について解説します。

税理士選びで失敗するとどうなる?

税理士の選び方にはポイントがあります。「有名だから」など、安易な理由で選んでしまうと、失敗につながる可能性が高いです。失敗すると、それまで掛けた時間や費用が無駄になってしまいます。失敗しやすい考え方は4つあります。

1つ目は「大きい税理士事務所だから」。大手の税理士事務所は、信用度が高く感じますよね。もちろん大手は税務に関するさまざまな知見があり、国際税務やM&A支援など、特殊な案件も扱えます。

しかし自身の会社がそのような案件を抱える予定でないならば、基本的な相談と税務処理は小規模の事務所で十分対応できます。また大手の料金は平均より高いので、自社が相談したい案件や予算に合った規模の事務所を選びましょう。

2つ目は「知名度が高いから」です。税理士のなかでも著書が多いなど、有名な税理士はいます。しかし知名度と実力はイコールではありません。知名度で選ぶより、返信が早かったり、丁寧に対応してくれたりする税理士のほうが、長く付き合いができるでしょう。

3つ目は「報酬の安さ」です。安さだけで選ぶと、相談したい内容が契約外の案件であったり、別途料金がかかったりする可能性があります。比較する際は契約内容と料金の両方を比べることが必要です。

最後は「知り合い」。知り合いの顔を立てるため、自社に不利な契約内容になったり、知られたくない情報を渡さないといけなくなったりする可能性があります。友人関係をビジネスに持ち込むことは難しいです。会社の機密情報を扱う以上、知り合いではない方が相談しやすいでしょう。

慎重に選ぼう!税理士事務所選びのポイント

税理士事務所を選ぶポイントは4つあります。

1つ目は依頼したい内容とマッチするかです。税理士事務所に依頼できる内容は、経理・申告業務と経営サポート業務に分けられます。なかでも税務申告と税務相談は、税理士のみが許されている業務です。

選ぶうえでは自社には、いまどんなサポートが必要なのか、安定した経営をするうえでどこに悩みがあるのかを、まずはっきりさせましょう。目的を明確にすれば、自社に合った税理士に会える確率が高まりますよ。

2つ目は料金体系です。税理士への報酬は決算申告や顧問料など、項目別に料金設定があり、税務相談など、イレギュラーな対応をおこなった場合は追加料金がかかります。税理士事務所のホームページを見ると、項目や業種による相場や事例を載せていることがあります。

このように明確に金額を示している事務所は、信頼できる事務所でしょう。対して安さだけを提示している事務所は、サービス内容や質は担保できないので注意が必要です。

そして気になった事務所には、必ず見積もりを依頼しましょう。依頼内容の確認もするため、契約前に必ず見積もりを確認してください。

3つ目は事務所の規模と経験年数です。税理士事務所は1人でやっているところもあれば、何百人も抱えている事務所もあります。規模が小さいところだと、毎月訪問するところも多く、きめ細やかに対応してくれるでしょう。

ただその事務所の取引先が多いと、反応が遅くなることもあるので、注意が必要です。また事務所のこれまでの経験業務や取引先の規模感を聞くのもよいでしょう。こちらは実際に対話した際に聞くと、よりリアルな返答が得られます。

対話する際は、コミュニケーションの相性にも注目しましょう。これが最後のポイントです。契約後にレスポンスが遅かったり、説明が専門用語ばかりで理解が難しかったりといったトラブルはつきものです。このリスクを避けるためにも、契約前に1回は1対1で話す機会を設けましょう。

自社の事情を汲み取ったうえでどんな対応をしてくれるのか、税理士自身の業務に対する姿勢を聞きましょう。この面談で違和感を持ったところは、契約後も感じる可能性が高いです。自社に合った税理士かどうか、慎重に見極めてください。

税理士に依頼する前に準備しておきたいこと

晴れて自社にあった税理士と契約が結べると、「あとは税理士にお任せ」となりがちですが、税理士に依頼する前に準備すべきことが2つあります。

1つは自社の対応方法を見直すことです。例えば税務申告をお願いする場合、社内の決算スケジュールはどうなっているのか、自社の会計システムは誰が操作するのかなど、現状を整理する必要があります。そのうえで税理士に社内事情を共有してから依頼内容を送った方が、忙しい時期に余計な手間がかからず、費用の追加を防げます。

また事務所も複数社抱えているので、きちんとスケジュールを割いてもらえるよう、予めこちらから計画を伝えた方が、事務所も柔軟に対応してくれます。

もう1つは経営状況の把握です。自社がこれまでどんな経営成績だったのか、過去の資料を整備しましょう。また自社の経理・財務はどこが弱いのかも、分析します。弱点が分かれば、税理士も自社に合ったアドバイスやサポートをおこなってくれます。現在の情報を共有し、税理士が対応しやすくするのも、こちらの役目です。

まとめ

税理士事務所の選び方について、事例を交えながら解説しました。税理士事務所は、規模や対応方法、得意分野など、事務所ごとに個性があります。自社に適した税理士事務所を選ぶためにも、自社の現状を整理しながら、各事務所の個性をしっかり見極めましょう。この記事を参考に、相性ぴったりの税理士事務所と出会ってください。

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