L＆Bヨシダ税理士法人の口コミや評判

会社名　L&Bヨシダ税理士法人
住所　新潟県新潟市中央区女池4-18-18 マクスウェル女池2F
電話番号　025-383-8868

L＆Bヨシダ税理士法人は、ただ「強み」をアピールするのではなく、あえて自社の「弱み」も率直に伝えるスタンスを取っています。それは、すべての経営者に合う存在ではなく、本当に力を発揮できる相手にこそ最適な価値を届けたいという姿勢の表れです。

相場より安い

L＆Bヨシダ税理士法人では、サービスの質を維持しながら、相場よりも安い料金で税理士サービスを提供しています。価格を抑えているのには、明確な理由があり、それぞれに工夫が詰まっています。ここでは、安さの理由や起業家支援への取り組みについて紹介します。

面談の回数と方法を選べる柔軟な対応

L＆Bでは、「毎月の面談」を必須としていません。すべてのお客様が月に一度の対面を希望するわけではないため、必要に応じて回数を選べるスタイルを採用しています。

たとえば、経営のスピードが速く資金繰りの変動が激しい方には月1回の面談をおすすめしつつ、そうでない方にはメールや電話、チャットワーク、テレビ会議といったツールを活用したやりとりで十分なサポートを行っています。

対面の頻度を抑えることで、税理士側の時間的な負担も軽減され、それがコスト削減につながっています。また、面談は基本的に来所形式とし、移動時間を減らして効率化を図っています。

ただし、訪問が必要な場合にも対応可能で、柔軟な姿勢を保っている点も特徴です。緊急時には予定外でも対応する体制があるため、不安を感じることなく依頼できます。

起業家支援の意思を価格に反映

L＆Bでは、起業したばかりの方へ向けて、初年度限定の特別プランを用意しています。このプランは、正直に言って利益を見込んでいない設定です。目的は、税理士への相談のハードルを下げ、事業のスタート段階で必要な会計・税務の支援を届けることです。

起業初年度は設備投資や人件費など支出が多く、税理士への報酬も重く感じられる時期です。しかし、その時期にこそ、しっかりと経営判断の材料になる数字を把握する必要があります。L＆Bは「必要な時に必要な支援を」という思いから、税務や経営支援を含めたフルパッケージの低価格プランを打ち出しました。

実際には、起業した10社のうち6社は1年後に事業を継続していないというデータもある中で、初年度の支援だけでなく、継続的な支援を見据えて関係を築いています。実際にL＆Bの起業家支援プランを利用した方の1年後の事業継続率は95％以上となっており、支援の成果が数字にも表れています。

業務の効率化と広告費の抑制

L＆Bが価格を抑えられているもうひとつの理由は、業務の効率化を徹底している点にあります。創業から50年以上、業務フローの改善に取り組み続け、現在ではクラウド会計ソフトやRPAツール、AI技術なども活用しながら、日々の作業時間を短縮しています。

さらに、広告にかかる費用を抑えていることも安さの一因です。現在主流となっている「税理士一括見積サイト」を利用せず、自社サイト経由での集客を基本としています。紹介会社に依頼した場合、契約1件あたり数十万円の紹介料が発生することがあり、それが顧問料に上乗せされるケースも少なくありません。

コミュニケーションを大事にしている

L＆Bヨシダ税理士法人では、税務や会計の業務に加えて、経営者とのコミュニケーションも大切にしています。信頼関係を築くために、ただ業務をこなすだけでなく、「伝える・聞く・共感する」姿勢を重視しています。ここでは、同事務所が実践している具体的なコミュニケーションの工夫を紹介します。

価値観を理解し、共通認識を持つ姿勢

L＆Bが大切にしているのは、経営者の「価値観」に寄り添うことです。経営には正解があるわけではなく、目指す方向性や優先したいことは人それぞれ異なります。たとえば、売上や利益を最大化したい方もいれば、ワークライフバランスを大切にしたい方もいます。組織化を目指す方もいれば、個人事業を貫きたい方もいます。

こうした「どうありたいか」という価値観をしっかり理解することで、より納得のいく提案が可能になります。L＆Bでは「こうすべき」といった一方的な提案は行わず、あくまでその方の目指す方向に沿った支援を行う姿勢を貫いています。

笑顔と気遣いを意識した対応を徹底

L＆Bでは、スタッフ全員が「笑顔で気持ちの良い対応」を心がけています。挨拶や言葉づかい、声のトーンなど、日々のふるまいの中に表れる小さな気遣いが、信頼の第一歩と考えています。朝の挨拶練習にも力を入れており、元気な声が社内に響くような雰囲気づくりを大切にしています。

また、スタッフ同士の関係性が良いことも、お客様へのサービスの質に直結します。普段から社内で丁寧なコミュニケーションをとっていれば、自然とお客様への接し方にも表れます。「気持ちのよい対応」は、スタッフ全員が共通して意識していることです。

報連相の徹底と、公私の悩みに寄り添う姿勢

L＆Bでは、ビジネスの基本である「報告・連絡・相談（報連相）」を徹底しています。業務が進んでいるのかどうかが分からない、節税の提案がない、急な判断が伝えられていないといった事態は、お客様にとって大きな不安になります。L＆Bではそうしたことが起きないよう、都度進捗を共有し、必要な場面での確認・提案を欠かしません。

また、L＆Bがもうひとつ大事にしているのは「事業の悩みだけでなく、プライベートの悩みにも向き合う」という姿勢です。経営者の精神状態が、事業の方向や数字に大きな影響を与えるケースは少なくありません。心に余裕があると判断が前向きになり、社内の雰囲気も良くなるものです。

弱みも開示することでお客様ファーストを実現

L＆Bヨシダ税理士法人では、自社の強みだけでなく「弱み」も正直に伝えることを大切にしています。それは、すべてのお客様に最適なサポートを届けるためです。自社の方針や対応の特性を事前に伝えることで、サービスの質を守り、信頼関係を築くことにつながると考えています。

税務申告だけを求める方とは考え方が異なる

L＆Bでは、税金の申告業務はもちろん得意としていますが、それだけを求める方には合わない可能性があると明言しています。同事務所は、単に数字を処理するだけでなく、経営者が抱える「迷い」や「不安」に寄り添いたいと考えています。

「ただ申告だけしてくれればいい」というドライな関係性を求める方にとっては、こうしたスタイルが合わないかもしれません。しかし、経営や人生についてしっかり話したい方には、非常に心強いパートナーとなるでしょう。

明るく元気な対応を好まない方には不向きなこともある

L＆Bのもうひとつの“弱み”として挙げているのが、スタッフの明るさと前向きさです。事務所には元気なメンバーが多く、活気のある雰囲気があります。そのため、静かで事務的な対応を好む方には、ややテンポが合わないと感じられることもあるかもしれません。

もちろん、必要以上に踏み込むことはありません。あくまでお客様のペースや希望を尊重しながら、「明るさ」と「温かさ」のバランスを大切にしています。ビジネスの場であっても、人と人との関係を大切にするという考え方が根付いています。

中小企業に特化しているからこそ提供できる価値

L＆Bは、上場企業や大規模なグループ会社の経営支援は専門としていません。対象としているのは、売上ゼロの創業期から、年商3億円未満の中小企業や個人事業主です。この領域に絞ることで、現場で起こる課題を深く理解し、具体的かつ実践的なサポートを提供できるようになっています。

大企業向けのグループ税制や上場支援などには対応していないものの、その代わりに「小さな会社が成長していく過程」に寄り添う経験とノウハウを蓄積しています。売上や利益の管理、スタッフとの関係づくり、組織化へのステップなど、実際に多くの経営者が悩むポイントに対し、リアルな解決策を提案できるのが強みです。

また、大企業向けの業務には対応できない場面もありますが、必要があれば信頼できる外部専門家を紹介してもらえるため、安心して相談を続けることができます。無理にすべてを自社で抱えるのではなく、最適な方法を選べる姿勢も、顧客ファーストの表れといえるでしょう。

まとめ

L＆Bヨシダ税理士法人は、申告業務だけを求める方や、静かな対応を希望される方には向かないかもしれません。それでも、経営の悩みにじっくり向き合い、元気な対応で前を向きたい経営者には最良のパートナーとなるでしょう。対応領域を中小企業に特化することで、実務に即した支援を行い、誠実な姿勢で信頼を積み重ねています。自社にできること・できないことを明確にすることで、ミスマッチを防ぎ、本当に必要とされる支援に集中できるのが大きな魅力です。